NG候補者のイメージ

猪瀬知事、舛添知事と2代続いて、政治とカネの問題で都知事が辞職。『われわれ有権者が間違えない候補者を選ぶには?』(ネットユーザー提案)というテーマで、本サイト独自の4つのポイントと関連記事を紹介。読む時間がない方は、太字だけご覧ください。

【目次】※項目を選ぶと移動します。

4つのポイント

有権者がダメな候補者を見抜けない場合がある事はやむを得ないとの大前提で、お読みください。
面接採用試験(選挙)にたとえれば、複数の採用担当(有権者)が、応募者(候補者)を完全には見抜けない事例と同じ。 候補者は、選挙期間という短い間、有権者に印象よく振る舞い、欠点や恥部を隠しとおせる。程度の差はあれ、候補者にその嫌いがあることは否定できない。

本ページ最後に、
賛否が割れるご見解を含む関連記事を参考までに掲載。以下2つは、ひとまず割愛しご検討ください(最後に考えるポイントだが)。
(1)新人か政治経験者(元職か現職)か否か (2)人柄・性格や主義・路線に共感・共鳴できるか否か

1.立候補の目的・動機が明確で純粋であるか?
議員に当選することは、目的ではなく手段にすぎない。「何のために」出馬したのか? 特に有権者に迷惑をかけるタイプの1つが、議員という職業に就職したい人。 政治的目標や強い情熱をかけてやりたい政治活動は、就職後に考えようというタイプ。 有権者の目を鈍らせるために、とって付けた目的を選挙戦で用意している候補もいるだろう。 経歴や過去の活動というのは、立候補の目的・動機に対し一貫性があるかを確認する際、1つの目安となるだろう。

2.選挙公約・政策は具体的・現実的であるか?
数字や根拠がはっきりしない、あいまいな公約・政策はNG。単なるスローガンやキャッチコピーのような公約を掲げる人は、政策への理解が足りない、政策に不熱心、政策に弱いと思われても仕方がない。逆にあれもこれもと政策を盛り込みすぎる候補、どこかの公約をほぼコピーして載せる候補。これらの候補は、最初から公約・政策をなめて、軽視する傾向があるので避けた方が良い。

3.政治的実績・行動力があるか?
新人候補は、基本的に未知数だが、過去に類似の実績や活動があれば参考にすると良い。 現職候補の場合、過去の政策をどのくらい実現できたのか、また任期中にどんなことをやり遂げたのかを確認しておくとよろしい。多くの場合、候補者の公式ホームページ等で掲載。

4.庶民的な良識(倫理観)や価値観を共有できるか?
政治とカネの問題もこの問いに含まれるかと思う。候補者ご本人と個人的に付き合う機会でもなければ把握しづらい、一番難しいテーマ。最近は、ブログ、Twitter、FacebookなどのSNSを通じて発信する候補者も、かなり増えた。これらSNSへの投稿を見てみると、公式ホームページだけではわからなかった、その人の性癖や価値観が垣間見える場合がある。また、公表された候補者の生育環境や教育環境、経歴(キャリア)をチェックし、自分たち庶民と近いか否かを想像するのも重要である。

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